サービスのご案内

EZGlobal123のご提供するサービスは大まかに三つに分類されます。一つ目は米国での販路開拓。二つ目はブランドの構築のお手伝い。三つ目はグローバル人材育成です。

それぞれのサービス分野ごとに、これまでの経験からポイントになる点をピックアップしました。ご提供の際には貴社のご要望にあわせてカスタマイズします。中でも、グローバル人材育成は企業が目的を達成するための一番の成功要件だと考えています。

米国での販路開拓

EZGlobal123はまだ米国市場に拠点がない日本企業、および米国市場を再強化しようと考えている日本企業のために、マーケット分析、カテゴリーの理解、組織編成、英語仕様のパッケージの開発、チャネル戦略、リーダーシップのあり方、マーケティング戦略など、多岐にわたる内容のコンサルティングをご提供しています。

特に、アメリカにリソースをお持ちでない企業のために、ケースバイケースで様々な機能代行サービスへの対応があります。

アメリカ小売りへの売り込み

一般的にアメリカの小売業は外国企業に対してオープンです。自分たちの商品のカテゴリー、価格帯、マーケティングサポートなどにより、的確なチャネル戦略

を立てて、潜在顧客となる特定企業を選定し、アプローチします。また、いくつかの小売りでは、女性の起業家や小さい企業と、進んで取引をしてくれる場合があります。
一般的にユニークな商品を競合他社との差別化のために常に求めています。コンセプトを分かりやすく伝えるようにすることが、重要です。そのためのプレゼンテーションのスキルも磨かねばなりません。また、導入時期もサイクルがあるので、効率よくプランしないと、半年や1年を棒にふることになるので、注意が必要です。

わかりやすいロジックで商談

日本語で日本人を説得するのと、英語でアメリカ人を説得するのでは、有効な論理やサーポートデータが異なるということを認識する必要があります。その違い

を理解した上で、商談内容を組み立て、必要に応じて発表ができるような用意をします。また、英語仕様のパッケージ開発も同様で、ブランドの取り扱いなど世界共通の譲れない部分はあっても、消費者の観点から見直さねばなりません。

P/L(Profit & Loss)の管理方法を確立する

利益の管理は基本です。日本の商談ですと、利益率の高い商品と低い商品を抱き合わせにして、平均で利益をとることがあります。見込み違いで失敗もあるので、注意が必要です。

価格戦略

アメリカの小売りは、各カテゴリーの主力製品の各社小売りでの値段を常にチェックするシステムを導入しています。自分たちの製品のプライスを

競合他社との製品と比べ、業態別、小売り別、また同じ製品内でのサイズ違い、パックサイズ違いでも矛盾がないように管理します。導入する際の価格戦略は慎重に検討します。

小売り業への売り込みやマーケティング機能の代行

商品を小売りに売り込むリソースおよびノウハウを欠く企業のために、アメリカでの商品の売り込み全般の代行を承っております。初期投資が少なくて済むオプションです。
また、マーケティングのスペシャリストがいない企業には、アメリカでのマーケティング機能全般の代行、最近重要となった、WebでのDTC(Direct to Consumer) ブランドの確立及び越境ECのサポートも代行いたします。

ブランドの構築

EZGlobal123ではブランドマネージメントに馴染みのない日本企業に対して、これまでグローバルブランドを築き、維持してきた実務経験を持つスタッフが、自社の商品又はサービスをグローバルブランドに構築していくサポートをいたします。

ブランド構築のために、効果的に消費者へ訴求をできるように、ブランドのポジショニング、商品パッケージ、オンライン・オフラインでのコミュニケーション戦略、市場・顧客調査を含めて、ノウハウをご提供しております。

ブランドポジショニング

強いブランドは確固たるポジショニングの上に構築されています。それは、売り手である企業側が勝手に作っても、顧客の支持がないかぎり存続しえません。

ポジショニングは顧客がどのようにブランドを知覚しているかがベースになります。まず、それを理解することから、強いブランドのポジショニングの構築が始まります。

効果的なブランドスローガン

ブランドスローガンは顧客に知覚されているブランドの機能的価値と感情的価値を理解した上で打ち立てます。特に感情的価値は大切で、顧客のロイヤリティの拠り所

になることが多々あります。それを土台にした上で、コミュニケーション戦略を立てることで、顧客により効果的なメッセージの伝達をはかることができます。

カスタマーインサイト

顧客調査とカスタマーインサイト(顧客洞察)の違いは、カスタマーインサイトがどのように顧客調査の結果をビジネスの決定に使うか、そのプロセス

の方に、重点を置いている点です。顧客調査には費用がかかり、その費用対効果を示す必要があります。アメリカの消費財メーカーより、”カスタマーインサイトを各方面の重要なビジネスの決定に活用するためのプロセスを構築する”という依頼がきたことがあります。それは、ブランドの中核となる顧客を特定し、ブランドのポジショニングの妥当性を高め、効果的なマーケティング戦略の立案し、結果的に売り上げの向上に貢献するというビジネスモデルを構築することに他なりません。カスタマーインサイトを中心にして、戦略、カテゴリーレベルの販促、媒体案などへの展開が可能です。小売りの側からは、どれだけ顧客の視点にたって商品をみているかを試されます。

マーケティング戦略立案と実施

マーケティング戦略はマーケティングミックスの4つの要素である, 4P(Product/Place/Price/Promotion)をそれぞれどのようにする

のか明示した、設計図みたいなものです。そのためには、ブランドのポジショニング、カテゴリー、ターゲットとなる顧客、顧客洞察(カスタマーインサイト)、競合関係、価格戦略、販路、販促など総合的な理解が土台になります。しっかりしたマーケティング戦略を立案することで、リスクを低減できます。

カスタマーセグメンテーション

カスタマーセグメンテーションは顧客分析の基本です。客観的な顧客の年齢、性別、年収といった属性だけでなく、顧客の価値観など、心理的な側面も含めて理解

できることが望ましいです。強いブランドをもつ企業はカスタマーセグメンテーションを確立し、顧客に有効なコミュニケーション戦略を立て、コアとなる顧客層に効率よくアプローチしています。それにより、更にブランドが強化されていきます。企業の規模、また、商品のカテゴリーにより、どういったカスタマーセグメンテーションを行うべきかのノウハウがあります。

グローバル人材育成

EZGlobal123はグローバル化が進む中で、長期的な視野に立ったグローバルな人材育成計画の重要さを、日本の企業に対して、米国企業との人事制度の違いなどを含めて、プレゼン及び提案をさせていただいております。

それと共に、各企業の状況にあわせ、かつ、特に日本という文化的背景を考慮し、段階的に効果測定の基準を設けることで、新しい取り組みを導入しやすくするシステムを導入しています。

人材育成ギャップ分析と対策

グローバル化の今後の発展のために必要となる人材と現状とのギャップを分析し、人材のスキルセットとその育成のためのプランを提案します。

また、グローバル化へのマインドセットの構築 の方策のお手伝いもいたします。

グローバル化の社内プロセス

グローバルなオペレーションを可能にするための社内の組織づくり、チームつくり、会議の進め方、円滑なコミュニケーションなど、ベストプラクティスを元に考えてまいります。

強い企業カルチャー

グローバル化の中で、社員を繋げる企業のカルチャーが、国や文化や言語を超えて必要です。いわゆる、強い企業カルチャーです。共通項の多い

日本人社員の間だけでも、強い企業カルチャーを築くのは大変です。その上、企業もしくはブランドを買収し、外国企業を傘下に入れたことにより、ビジネスと企業カルチャーの両面のインテグレーション(統合)を行うことは容易ではありません。企業買収の成功のためには、異なる環境や文化や価値観からを来た社員をも動機づけできる、共通の企業カルチャーを作っていかねばなりません。社内外のイベントなどをきっかけにそれらを築くとか、人材の交流、管理職は日々企業カルチャーを示すエピソードを発信する、様々な手法があります。インテグレーション(統合)の成功ための実行プランをビジネスプロセスおよび企業カルチャーの両面からアドバイスします。

リーダーシップトレーニング

リーダーを育成することが、グローバル化の成功の要です。生まれながらのカリスマ的なリーダーというのはごくごく僅かの人々で、リーダーは

トレーニングを通じて作っていくことができます。社長だけがリーダーでは企業は成り立ちません。企業が成功するためには、沢山の社員がリーダーシップを発揮しなければなりません。そのために、経験年数、職位にあわせた、段階的リーダーシップトレーニングを組んでいくことが効果的です。EZGlobal123ではプランニングから実行までお手伝い致します。

サクセッションプラニング

サクセッションプラニングはリーダーや専門職を失ったために、企業の業績が落ちたり、業務が滞るというような状況が起こらないように、ある一定レベル以上の

職位(企業によって異なる)の後継者を事前に決めておく人事管理計画のことです。
リスク回避の側面とともに、有効に活用することで、個々のキャリアプランを中長期で立てることが可能になり、人材の確保(リテンション)にも繋がります。その活用方法、実行プランを提供致します。

部門と個人のパフォーマンス

クロスファンクショナル、クロスカルチュラルな環境に対応できるように、どのようなスキルが必要か確定します。たとえば、効率よく会議運営をするスキル、

また、日本でも馴染みつつある、各メトリックスの頭文字をとったS.M.A.R.T. GOAL(Specific /Measurable /Actionable /Relevant /Time-bound )を設定するスキル などをトーレーニングを受けることで、身に付けます。
そして、学んだスキルを、現実の仕事で練習することで、効率よく習熟します。 メンタリング、所属部門毎の目標設定と個人の年間目標をS.M.A.R.T GOALを用いて整合させるワークショップ、また、そのパフォーマンスリビュウなどのノウハウがあります。